術後の感想
「たくさん骨髄が採取できましたよ」
オベ後に先生から、この台詞を聞いて目頭が熱くなりました。
誰かの力になれたこと
自分が満たされる瞬間でした。
苦痛の瞬間はほんのひと時
手術室で意識が戻り、病室に運ばれ、また眠りにつくまで、自分の記憶の中では1時間位。
この間少し気持ち悪かった。吐いても水分のみの唾を吐いたこと。
それと傷口が痛かったこと。
子供に
「注射をするのと、指をハサミでチョッキンするのと比べてどれが一番痛い?」
と聞かれ、
それは全部痛い…
そんな痛みです^^
その後目を覚ましてからこれといった苦痛はなく、すぐにおしっこの管を抜いて欲しい気持ちに駆られました。もう動けるのだったらということで、外していただきました。外した瞬間も気持ち悪く、外す瞬間と、トイレで1、2回トイレをしてる時も残尿感がありましたが、それで終わり。以降問題なし。
体は傷口の痛みより、筋肉痛の痛みを感じます。
慣れないベットのせいと、おそらく麻酔中の体勢のせいで首と肩が筋肉痛です。
看護師長さんがお部屋に来て
「どういう形でこういったことをされているのか」質問がありました,。
私は母親が20回以上身体障害者として手術を受けることができたこと。
そして生きることができたことに対してどこかで恩返しがしたいと思っていたこと。
こういった機会に恵まれ非常に幸せです。
と答えました。
言いながら、言葉は思考になるのを感じました。
本当にそれをしたんだなと。
誰かを助けれる気持ちが
毎日の仕事のことよりも
自分の家族よりも
お金のよりも
時間よりも
誰かを助けるために優先順位おくことが、私にはとても簡単なことでした。
誰かにしてもらった恩や優しさは、また誰かにして返して行くもの。
また誰かの何かにつながりますように。
まるまるに住む性別何々の方に無事に届けられたそうです。
また目頭が熱くなりました。
時間が経つにつれて、納得できていることとして
移植を2回経験される方がたくさんいらっしゃる話をバンクの人から聞きました。
納得してきています。
痛みや苦痛は時間とともに忘れる程度です(^。^)
術後すぐに帰宅。楽勝と思い、そのまま買い物に出たら途中疲れが…
退院したらやっぱり動くので採取部位に負担のかからない動作を気をつけたほうがいいです。
2日動かないでいるって体力なくなるんですね。
夜の寝返り時の痛みは日に日に無くなります。3日目で残り5パーセントくらいかな。