ブログを書いているうちに、誰に見られるわけでもなく、誰に頼まれてもいないのに、こんなことを続けていて、何なるのかな?
と思わないわけではありません。
私にそんなことする価値があるのかなと。
そして自分にないものを自分の中から引きずり出す事はやはり大変なことなのです。
ブログを続けたい気持ちで3年になりました。
その私の気持ちを後押しするように、説明してくれているのがこの本でした。
自分に入った情報は、何らかの形で誰かに伝えなければならないのです。
ストックするために学んでいるのでは無いのです。
カードは後で並べ替えたり、自由に組み合わせたりして知的生産のために活用するためのものであって、自分が会得した知識を整理分類してストックしておくためのものではない。
情報受け取り、それを自分がどう。使っているのかを伝える必要があるのです知的生産とは新しい情報を単に生み出すだけではなく、先人の情報に新しい価値を付け足していくプロセス
自分がどう思ったかなのです。
この本は、「知的生産技術 」梅棹忠夫著を現代に当てはめ、わかりやすく解説してくれたている本ですが、発行された1,960年代から何も変わっていないことに驚かされます。
今、あなたにしかできない仕事とは何かを探し求められている
世間でそれが知られているかではなく、自分自身がそれを知った、発見したと言う驚きの感情です
方法は必要です。
それは何十年前からもわかっていたことなのです。この本を読み、
梅棹忠夫氏の話していた時代から変わっていないこと。
いつでも書き留めておけることが必要でした。
メモとは自分が忘れないように書くためのものではなく、忘れてもいいように書くことなんだと、教えてもらいました。
繰り返し繰り返し行ううちに、情報に対する感度は好き研ぎ澄まされていく
続けることをやめないこと。下手でも続けること。
大丈夫と、背中を押された気持ちになりました。
人々は情報を得て整理し考え、結論を出し、他の個人にそれを伝達し、行動する。
それは程度の差こそあれみんながやらなければならないことだ。
今日においては家庭の主婦でさえもが、日常の生活の中で知的生産を絶えず行わなければならないのである。
それでなければ家庭の経営も子供の教育もできないのである。
ここではないどこかにいつも行きたいから、書くことを続けたいのかもしれません。
生まれたコミュニティを離れ、生存のために依存していたシステムからも離れて、個人の精神的活動によって自らを立たせることが可能な時代を迎えている
あなたは何を読むのでしょうか何を受け取り何を書くのでしょうか。どんな方がどんな映画どんな作品が作られて誰に届けられるのでしょうか。あなたの好奇心は誰を助け誰を幸せにするのでしょうか。どんなふうに世界を変えるのでしょうか。皆さんの豊かな知的生産に期待しています。