お寺さんに声をかけてもらい、
花祭りの稚児行列に参加しました。
ご存じでしたか?花祭りの稚児行列を。
ハロウィンに負けている知名度ですが、
小さい時から、
・子供が仏教に触れることのできる行事に参加できることに意義があったのではないか。
・神様を身近に感じることができたのではないか。
と、思いを巡らせています。
花祭りについて
平安時代の衣装を身にまとい街を歩きます。
今回は22名の子供の参加でした。
お釈迦様の誕生を祝い、子供の無病息災を願う行事だそうです。
参加年齢は、7歳まで
小学校1年生でギリギリ稚児かな?
幼いほど可愛らしく、神様に目をかけてもらえるのではないか、見つけてもらえるのではないか。そのためにお化粧をします。
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前夜祭と花祭り
前の日に前夜祭でお祭りを。
十円で金魚すくい、水ヨーヨー、ポップコーン、わたあめ。
沢山の花火ができました。
当日は11時に集合し、順番にお化粧、衣装の着付け、その間お昼ご飯を食べました。
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衣装とお化粧
貸衣装は千円程で平安時代の衣装。冠を紐で結びました。おでこの2つの点はは平安時代のお公家さんの眉をあらわすそうです。
冠、衣装共に歩きながらすべて滅茶滅茶に…
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神様がわかるように特別なお化粧
おでこの2つの点を殆どの子供が嫌がってました。
違和感を感じた化粧
これが海外旅行先だったら。
きっと楽しく化粧をできたのかもしれないし、見ていた親である私も違和感なく受け入れることのできた光景だったのかもしれない。
このお化粧は、自分の中にある宗教の一環である実感は全くありませんでした。
自分が曹洞宗という宗派であること
その教育も全く受けて来ていないこと。
祖父母と20年以上も共に過ごし、ひいおじいちゃんのお墓詣りになんの感情も湧かなかったこと。
文化に触れてこなかったことがわかりました。
もっと早く参加できていたら、
私の中に死後の世界を
あの世とこの世を
と、考える機会に恵まれていたら。
神様を身近に感じていたら。
いつでもいいから、気がつけてよかった。
不思議なご縁
子供たちが短い時間の中でとても仲良くなった子がいるのですが、その子はお寺の子でした。色々記憶をつなげていったら、その子のおじいちゃんに私の父の葬儀をお願いしていた住職さんの1人でした。
不思議な縁を感じました。
全国各地で行われているそうです。