ただ1つ気になったこと…があります。
いや、素晴らしかったですよ。
家族みんなが来年も参加したいと思ってます。
けど。
練習期間を通じての指導の中で
「女の人は竿を跨がないでください。竿燈の神様が怒ってしまうと言われています」
「女性は竿に触れないでください」
「女性はきらびやかに髪や顔を装飾しないでください。男性のお祭りに女性が入れてもらっているのですから」
「お囃子も男性のみのグループがあります」
真剣に私より若い女性のリーダーが指導しています。
当日も女性は男性のようでした。
秋田美人をひた隠し…
参加したきっかけ
竿燈未経験の小学1年生2年生3年生の子供が
対象のグループに参加させてもらいました。祭りを通じて自己実現、目標を達成することを学んでいってほしいと言う趣旨で、郷土の祭りを肌で感じる為でした。
祭りの当日に1日だけ参加できるという企画でした。
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多様な価値観を受けれ入れる
子どもが短期間でうけた影響は計り知れません。
何それ。
男とか…女とか…
この短期間で子供の心にしみこんでしまったこと。
それは、女性が竿燈に触れてはいけない。女だから自分は太鼓だけはいいのだと解釈していたこと。
これから先、多様な価値観、多様な人と仲良くしていかなければならない時代に、この考え方は植え付けさせたくない。
どんなことに繋がってしまうのか。人を差別することはしてほしくない。
子供に
竿に触るなということ。
子どもが何で?と聞いたら、
あなたは女だからよって、私は言えない。
竿燈を見ている観客の人たちはそんな視点はない。
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秋田市長の挨拶
4日間の竿燈。観覧、参加と、街へ繰り出しました。
その中で秋田市長の挨拶が初めにあります。
世界中の国々の人に見てもらうこと、全国各地の人に見ていただくことを何よりも誇りにしている挨拶でした。
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私の意見
最後に参加者アンケートで保護者の意見として、男女差別のない祭りになってほしい旨を感想で書かせていただきました。
多様性を受け入れていってほしい。
外国の方の参加者が増えてきています。
これからの未来に残る文化に。
人口は減っていくんだ。
男とか女とかそんなこといってたら、祭りは生き残れない。
一市民としてお手伝い、応援していきたい。
人も祭りも素晴らしいからこそ。