ヨーロッパを旅行し3つの教会を訪れました。
自分の観念になかったものに触れて。
自分の精神世界を覗く。
私は両親亡くし、葬儀では喪主の経験があります。
それ以来、死後の世界を日常のふとした時に考えるようになりました。
ヨーロッパの人たちの描くその死後の世界は私とは全く違う環境だなぁと。
時を超え、何千年も皆が思い描いてきた世界に思いを馳せました。
子供はつまんなくてもいいや
ヨーロッパを旅行したときに3つの教会を訪れました。
当初は行く予定がなかったのですが、ふらっと見かけ、中に入ってみたいと思うようになりました。
子供も楽しめるかな?
とも思いましたが、そんなに長居はしないし、すぐ出るからいいやと。
子供も嫌がりませんでした。
セント・ジャイルズ大聖堂
イギリスのエディンバラを旅行してる際立ち寄った教会です。その日は12月31日でした。これから催し物が行われるようでクラシックの音楽奏者たちが準備をしていました。私が初めて入った教会でした。
ここで神様に祈りを捧げる。
こういった場所があることに意味があるのだと理解しました。人々が集う場所。
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サンミッシェル大聖堂
ベルギーブリュッセルの中心部にありました。
訪れたのは夕方、もう辺りは暗くなっていたので中ではろうそくがともされていました。
綺麗でした。
心がシーンと静まっていくのも感じました。
私が感じた親の葬儀の時と同じ静けさです。
姿かたちは違えども、そこにある静けさは同じ死後の世界感でした。
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アントワープ聖母大聖堂
ベルギーアントワープまで行ってみてきた教会です。フランダースの犬の主人公ネロが最後に亡くなった場所で知られている教会です。
本当にルーベンスの絵が飾られていました。
子供たちも知っている絵だったのでゆっくり見ることができました。
どれくらいこの教会に滞在していたでしょうか。結構長い時間いたような気がしますすごく居心地がよかったです。
そしてとてもその場から立ち去り難かった。
もうここには来れないのかな。
そう思わせる何かがこの教会にはありました。
こういったところに来れること。
こういった環境に身をおくこと。
全て幸せなこと。
忘れたくなく、記録に残します。