義務教育は子供を学校に行かせると言う意味ではありませんでした。
この本を読んで、子を持つ親として学校を捉え直すことができました。
読んだきっかけ
親としては楽しいと言ってくれるのを期待して聞くのですが、いつも帰ってくる言葉は
その一言です…
楽しそうにしてんだけどなぁ…
じゃぁ自分の学生時代を振り返ってみる?
と実はあたしだって楽しくないなぁって思ってました笑
中学校の時はソフトボール部、高校の時は山岳部、大学の時は柔道部でした。
自分の居場所があったから学校は通うことができたし、楽しかった思い出が残りました。
最近、友人知人から聞く話の中に学校に行かない子供がずいぶん増えたなぁっと気がつき始めました。
友人と話してどんな言葉をかければいいのかな?
そしていつ我が子も行きたくないといった話になってもおかしくないな。
そんな気持ちがどこかにありました。
そしてこれからかかるであろう学費。
子供にかかる学費は膨大です。
その一方でそんなに学校に行くのにお金っているの?
本当に必要?
色々な気持ちからこの本を手に取りました。
感動した点
全く今まで私は義務教育と言う言葉を理解していませんでした。
本文を引用します。
義務教育の「義務」は「学校に行く義務」じゃなかった。
・市町村が区域内に学校を作らなければならないという義務
・適切な年齢の子供を持つ保護者は子供に教育を受けさせる義務がある
という意味なのです。
親にとっては
「教育を受けさせる義務=「学校に行かせる事」だけど、
それは教育を受ける場所が学校しかないと考えられているからです。
子供の義務ではないこと。
自分の意思で学校に行かないのであれば問題ないし、義務教育だから学校へ行かないとと言う意見は実は見当違いだったとのことです。
目から鱗!実は自由なのです。
学校に行くと言うことをみんな勘違いしているのです。
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読んだ後の私の行動
私の子供は今は学校に通っています。
だけどいつ学校に行かないといってもその気持ち受け止めてあげたいと強くこの本を読んで思いました。
そして学校を休んでどこかに子供を連れて行く予定が今年の大型連休にあります。
そのことを
と言われることに対し、もう引け目を感じません。
親は子供に教育を受けさせる義務があるからです。
学校がなければこれは大変なことです。
学校に行かなければ、全て自分たち親子で組み立てなければならない。
それも十分にこの本読んで理解することができました。
今学校に行かない子供のご家庭で悩んでいるみんなが、
学校に行こういかまいが、数多くの人がこの本を手に取ることを願っています。
子供たちが素敵な居場所に出会えるますように。
健康ジャーナル社 (2018-07-15)
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