村上春樹の著書「夢を見るたびに毎朝僕は目覚めるのです」からの抜粋で、
じっくり考える時間のある時代で、幸福だと書かれていました。
「物欲なき時代」菅付 雅信著を読みました。
物が売れないので、どう社会が動いているかということが書かれていました。
自分にあてはめるなら、どう、生きていくのかというヒントにもなる本でした。
楽しむようにしつけされていない
物の臨界点を迎えた時、時間をどのように使っていいか戸惑う人が増えるとのこと。
自分は今をなるべく考えようとして、消費をしているが、それでもお金が減るのは怖い。先日も貯蓄からお金を切り崩した。
ここに寄せすぎなのか。
使ってはいけないお金なのか。
わからなくなって、不安にもなる。
今を楽しむって簡単ではない。
どんなものが必要とされているか
自ら関わる、作る、交換する。
受動的な消費ではなく、主体的かつ、参加的な消費が求められていく。
このブログもそうだけど、自分でなにか生み出すことに時間、お金を費やすことで間違っていないと背中を押されるような気持になります。
普段仕事をしていて、相手の財布を緩めさせ、商品を購入してもらうやり方はもうできないと感じています。
そして誰もそのように財布からお金を出さない時代にも感じています。
いい物語を持った人生が幸福
どんないい物語をこれから重ねていったらいいか。
やっぱり人とのかかわりの中でその物語は生まれるのではないだろうか。
上手くいかなくても、相手に良い感情を抱かなくても。
まず、関わること。
少し意識していきたいです。
最後にとても印象に残った映画の話がありました。
「さよなら人類」という映画でロッタと言う女性が、酒代をお金がある人はお金で。ない人はロッタにキスをするとうシーンの話がありました。
列に並び、情熱をロッタに捧げるシーンは、見てはいないのですが、お金に対して、時間に対して、振り向くことのできるシーンを想像しました。
見てみようと思います。
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