「冬の喝采」黒木亮著 をよみながら、思いつくままにメモを取り始めました。
実に色々思考って飛ぶんだな。
きっかけは、映画の感想をブログに書くとき、映画館にメモ帳を持っていこうかどうか迷ったからです。
暗闇でメモとる??
小説は別です。
メモは可能でした。
そして気が付きました。
色々なことが頭に浮かんでは消えるんだな。
そして、それを言葉に表すことって、けっこう大切なんじゃないかなと。
読む時間はせいぜい30分。
そのあと、そのことについてこうやって書くわけなんだけど、まぁ、思いつくもんですね。15分で書いています。
主人公の金山が、ケガの足を「円谷幸吉の執刀医」だった人に診てもらうことが出来たのは、引き寄せの力だったと思うし、誰しもが掴める運ではないと感じました。
2つのことを思い出しました。
ある女性の話になります。
最初はなんとなく腰が痛かった。
病院へ行った。
他の病院で手術をすることに。
手術後、症状の悪化。
その症状をとるため、また手術。
その後、また悪化。
病院を変え、また手術。
県外へも足を運び何か月も入院。そして、また手術。悪化。
もともと太っていたが、体重はさらに増え、ますます、痛みもまし、精神に異常をきたし、あまりの痛みについにはモルヒネを利用することに。
つかえば、様々な副作用にも悩まされ、
痛みをより深く、深く。
主人公はどうやらこれから走れるようになるところまでページは進みました。
先生と言う名の職業の人、誰と出会うかは、誰しもの人生を大きく変えるほどの力がある。やっぱりそう、思いました。
松葉杖の不便さの箇所は、大学の友人を思い出させました。
大学3年の春休みに自転車で転倒した友人が卒業できるように大学の寮で、毎日風呂など、身の回りの世話を手伝いました。
あの時は、毎日本当にみんなでよくやったと思いました。
浪人も覚悟でいましたが、家庭状況がそれを許しませんでした。
何がなんでも卒業しなければなりません。
くしくも時代は就職氷河期。
のぞみになんて、かまってらんねー!(けがをした彼女の名前)
そんな空気も流れていました。
手を貸したのは我々のみ。
なかなかみんなでやりましょうって、難しいんだな。
当時の漂う雰囲気を一瞬思い出しました。
こんな風に色々考えることが出てきました。
みなさんもよかったら、言葉に書いてみてくださいね。
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