定員、店主という、社員、社長の呼び声が、、心の残る掛け合いとして見終わった後も、エンドロールが終わるまで立ち上がることが出来ない映画でした。
戦前戦後の人々の団結力。
出光の創設者の方がモデルとなった、石油を巡る世界の戦いを百田百樹さんが原作の小説を永遠のゼロの監督、山崎貴さんが作りました。
一番印象に残ったシーンは
日清丸(商船)をイランのアバダンに送り込み、アメリカの阻止を打破する作戦として、それは、命がけの大ばくち。イギリスに攻撃されるかもしれないという、大きな博打を売ったシーンがドキドキハラハラでした。
船と船がにらみあい、突撃をどちらも譲らず、そこに、乗組員たちの強い意志が見えました。
まったく譲らず、「日本もイランも独立国家であって、イギリスの指図は受けない」との強い意志でした。
店主演じる岡田君こと国岡は、国の血液である石油は他国に権限を譲るわけにはいかない。と、強くその指針を曲げませんでした。
この命懸けの航海は、戦後様々なつらい体験をされて方々だから乗り越えることが出来たのだなと、改めて今の時代の指示を受ける側の気持ちとの違いも同時に考えました。
この時代は一人たりとも行きたくない、死にたくないは口に出来たかったかもしれないな。そんなことを思いました。
次の日「ローグ。ワン」を観に行きましたが、インドとブラジルくらい違う映画になりますが、とてもおすすめです。
ぜひ、時代の雰囲気感じてください。